時空警察 篤姫のくだり
- shigeharu kanno
- 2023年12月30日
- 読了時間: 4分
姫野「やはり、西郷の偽物西田でした。いずれかの時代、どこかで西郷に取って代わるでしょう。
聖人「いずれかの時代って・
姫野「おそらく、〇〇のとき。
素晴らしい。そのどさくさに成り代わるつもりだ。音声が途切れて肝心の場所、時代が聞こえない
鳥羽伏見の闘いを官軍兵に混じって戦う二人もちろんみねうちだ。
姫野「勝てば官軍。関ヶ原チェストー
官軍大将西郷隆盛。本人確認とれました。
南無阿弥陀。
聖人「楽しんでますね。
姫野「当たり前でしょう、仕事は楽しくやらんと。
聖人「犯人を追ってたのしんでますか?
姫野「あや、、、、着替えたでしょ。
聖人「身内は姫野先生が篤姫あおあに似てること知ってる
篤姫をやって楽しんでますね。
姫野「はい。でも、ね、一発目のTSで犯人に至った訳だし。
聖人「逃げられました。
タイムワープ 会津戊辰戦争にて、綾瀬似の八重と奮戦している。
綾瀬「見ぬ顔だな。
聖人「はい。農民からの志願兵でございます。
綾瀬「そうか、北門から奇襲!
姫野「ものスゴイ数 敵兵は5万
聖人「お味方は8000
綾瀬「篭城戦は、3倍の数以下は関係ない。は、松平容保様。
容保「みな、よく耐えてくれ。もはや、此の期に及んで降伏などありえぬ!
姫野「うー、泣かせるシーンだよ。
聖人「ちょいと、南無三です。
南無三です。そろそろ、仕事しましょう。
姫野「捜査は進んでいるし。
聖人「ギロリ、向井君に似た爽やかな仏の顔も三度まで。
姫野「そこ台詞ちゃうやろ!
ワープ空間シールを柱に貼る。日付の時代へタイムスリップ。
姫野「分かりました。すいまへん。
聖人「何で関西弁に?
姫野「京都、京都。
聖人「篤姫は大奥言葉、薩摩弁では
姫野「ノンノン、篤姫は将軍と婚姻の前に、薩摩弁から京言葉を手ならしている。
何のために?武家から公家の養子になって身分をかさ上げすることよ。
聖人「でないと?
姫野「将軍様と結婚できるか?家格がこーなに、こーんなに違う。例えるなら、商人と大名くらい違うのよ。
聖人「なるほどね。
姫野「そのとおりや。和宮様とも話せる故な。
聖人「コレは本物の篤姫さま。お許しください。これは阿呆ゆえ舞い上がって
篤姫「久しぶりじゃの~。
姫野「この影武者、篤姫さまの姿で鳥羽伏見、会津戊辰戦争まで、演じきりました。
篤姫「ほう、命じた通り。
聖人「歴史は変わってないようだ。よかたね。
姫野「コレで篤姫さまの影武者遊びも終わりか・・・
篤姫「まだ仕事はあるぞ?
姫野「慶喜さんが、幕府を終わらせたのに?
篤姫「戦争のあとは人手不足でな。大奥の女は
礼儀作法、仕事もできるから新政府の男や、地方役人の嫁になった。
見てみよ。憲法やら、帝国議会やら。西郷と大久保が閣僚を真っ二つにして荒らうておる。
聖人「で、その、篤姫さまがこのものに仕事とは。
姫野「誰がこのものよ。
篤姫「不平士族、景気も悪い。まつりごとが滞っておる。なんとかせい。
聖人「それは歴史的に無理と言うか。
篤姫「なんと?
聖人「うーんと、このままでは、西郷隆盛は士族と共に・・
篤姫「まさか・・その時わらわは最後を看取ってやれぬ。
姫野「分かりました。仏行くわよ。
何処へ、避けては通れないみたい。西南戦争城山へ。
聖人「ちょっと、犯人逮捕は。
篤姫「頼む。影武者よ。・・・・遠い時を越えてきたものよ。
ワープシールを貼り、鹿児島 1877年城山へ
西郷隆盛が奄美大島牢にいれられたとき動かなくなってしまった脚を引きづり、味方5名とともに山道を逃げてくる。
桐乃「西郷どん。城山山頂です。もうすぐで。
西郷「もうここら辺でよか。
ダメです。どうか山頂まで。
西郷「ご主君島津久光のうち城と桜島が見渡せる。久光さま、
西郷は手を合わせて拝む。
西郷「この吉之助。大命を帯びて幕府をば、倒しもした。
殿さまによる合議制の時代を約束しもした。
けどそれでは、本当の民主主義、民のための市民平等はできもはん。華族扱い、つまり金で多くの殿さまを厄介払いしもした。
これもじごうじとく。男、西郷負けて帰ってきました
ここで、腹ば切れんのも本望でごわんど。
さらば、ごわす。
切腹する西郷。すすり泣く味方が介錯をしようとする目前。姫野扮する篤姫 が現れる。
西郷「篤姫様・・こいは夢か・・篤姫様おいは島津の殿様に
もうよか。ぬしが武士の時代をまるたま背負って武士の最後の花道を歩いて行くのじゃ。もうよか。篤姫「もうよか。もうよかよ。」
西郷「姫・・心残りは」
篤姫「まだ、背負うつもりか。欲張りめ。大久保は大丈夫。
西郷「あやつ1人では心配でごわす。わしは人の人気に押しつぶされ、やつは人を魅了するより恐れられる。敵が多い。」
篤姫「よくしゃべること。」
西郷「自分が起こした維新で、世の中を変えておきながら、自分がその維新政府に倒されるとは
篤姫「西郷よ。」
西郷「はい」
皆に聞こえない声で西郷の耳に語りかける篤姫。
うなずき、目を閉じて笑みを浮かべる西郷。
篤姫「西郷、もうええ加減せえ。」
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